倉敷芸術科学大学農環境クラブ公式ブログ

皆さんこんにちは、農環境クラブです。

番外編 第3弾 夜の用水路生き物調査

番外編 第3弾 夜の生き物調査

こんにちは、M.Hです。

今回も夜の用水路に生き物調査に行ってきました。

さて、前回に引きつづき、生き物の調査に行ってきました。そこで発見した大物は……

なんと、ナマズです。

実は私たちはナマズの産卵を見るために、この夜の調査を始めていました。

ナマズが5月~7月上旬の梅雨時期によく釣れるという情報とさらにこの時期にナマズの姿をよく見るという視覚情報をもとに調査を行いました。

 

 

というところで、こんな話はさておいて調査の結果です。

今回のメインのナマズです。かなりおなかが大きいように見えます。

もしかしたらエサでパンパンな雄なのかもしれません。

 

ナマズの雌雄の見分け方あるのですが、「胸鰭に棘があるかないかや尾びれに裂け目があるかないか」で見分けられます。

後で写真を見てみたところでした。

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細い用水路で捕まえたナマズ

部長のNPKと私で追い込んで捕まえた大きなナマズ。かなりどっしりとした体つきでかなり迫力がありました。下あごをつかんで観察してサイズも図ってみると58㎝ありました。ほかにも同じ用水路で4匹見かけたのですが、そのうち二匹しか捕まえられませんでした。同じ用水路にいるというのが少し驚きで、その場所を調べたりと、今後の研究の課題にもなりそうです。

 

今回捕まえたのはナマズだけではありません!!

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用水路を歩いている途中で見つけたフナ

この調査の帰りに見つけた尺ブナ

発見した時から泳ぎがふらふらしており、何か様子がおかしいと思い採集してみたところ、片目が見えておらず、完全に白い眼の状態となっていました。少し痛々しいので今回は投稿はしていません。

 

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調査中に捕まえた外来種たち

 

他にも、用水路を回っている間にこれだけの外来種を捕まえました。今回は

ウシガエル(足が生えたのを含む)、4匹

アメリカザリガニ、1匹

ジャンボタニシ、1匹

であったため、比較的少なめだと感じました。しかし、ジャンボタニシの卵塊はいくつもあり、れを含めると数はまだ多くなるような気がします

 

また、在来種のハヤ類や、タナゴなどもいたのですが、

そういったことは、また機会があればまた書いていこうと思います。

これが夜の用水路調査でした。